するといきなりチビッ子たちがいなくなってしまった。ま~子供達って飽きが早いしな、まぁいっかって思ってたら、オイオイオイ、1人の大人と一緒に子供達が小道に降りてきたじゃないか!
で、うちらの隣、芝生で運動をし始めたじゃないか!ライバル出現!子供達が同時にでんぐり返りしたり、腹筋したり、ごちゃごちゃしてて、ある意味公園がポリジョイサーカスになってたよあの時。すさまじかった。しかもあの子達の腕立て伏せは腕を使わずケツを動かしてるだけだったので少し変に怪しかったわけだが。そしたら今度は逆立ちを始めるチビッ子達。しかも誰も助けを使わず逆立ちしてそのまま一転するというハイレベルな技を披露してきたんよ。大人の力を借りては手で歩くチビッ子まで登場!ちょwカリ子負けてるw 別のチビッ子は助けを借りるものの手と頭を使って静止。首が折れちゃうんじゃないかハラハラドキドキしながら観察してました。後々、心配性のカリ子は「あの時わたしの真似したせいで首とか折れたりしたらどうしようかと思った」と言ってきました。僕はチビッ子達の首が折れて植物状態になって親に訴えられた場合、裁判所で何言おうって妄想してたのは内緒。
悔しい自分はいつのまにか、こいつらにはこれは出来まいと、また2重飛びで勝負を始めてた。疲れて止まると一番年上そうな女の子が寄ってきて「縄跳びちょっと貸してくれますかー」と言ってきたので快く貸してあげた。体に比べて縄が長いにも関わらず、なかなかウマいあの子。「○○ちゃん入ってきてぇ!」と言うとトモダチと二人で縄を飛び始めた。「その手があったか・・・」と姉弟は思った。みんながひと通り飛び終えると最後の男の子が寄ってきて「ありがとう」と言い縄跳びを返してくれた。ありがとうの一言も言えない人が多いこの時代このスペイン、あの言葉にはチョト感動しますた。ホローリ。
じゃ、帰ろうか、と言った矢先、 今度は女の子二人が恥ずかしそうにおれに寄ってきて、
カリ子
「じゃあ、私が言ったらあそこのベンチまで走って・・・
オヤジ
「それだけじゃ子供が疲れると思ったら大間違いだよフフフフフ」
カリ子
「・・・。じゃあ、私が言ったらあそこのベンチまで走って
オヤジ
「そしたらここまで戻ってきなさい!!!」
カリ子 Σ(゚д゚;)
私がコーチなんだし口出し多いぞコラ!ってな具合でね。
ヨーイ、ドンで活発に走り回るチビッ子達。かわいいな。
カリ子
「じゃあ次はベンチまで走って
ハゲオヤジ
「帰りはケンケンして戻ってきなさい!右足!」
カリ子 Σ(゚д゚;) またかよ
またヨーイ、ドンで走り帰りは右足も左足も使ってケンケンするチビッ子達。かわいいな。
カリ子
「じゃあ次は始めに2回でんぐり返りして、あ、
首が心配だったカリ子
でんぐり返りとかするときは首に気をつけてね、負担がかかるし」
ハゲオヤジ
「子供達はそう簡単に怪我はしないよ」
カリ子 Σ(゚д゚;) もうなんでもいいよ
カリ子
「じゃあ始めに2回でんぐり返りしてベンチをタッチしてきて、そしたら
ハゲオヤジ
「ふにゃふにゃほにゃらら!」(呆気にとられたから覚えてない
ピンクの服の女の子
「お姉ちゃんに教えてもらってるからお姉ちゃんが決めるの!」(訳→黙れコラ!)
カリ子の顔は勝ち誇っていた。
最後に縄跳びを二人で回してあげたりした。またオヤジが子供達に縄跳びに入るタイミングを助けてあげようと、チビッ子達の背中を押してたけど限りなく役立たずだった。言葉にならない。
もう疲れたし帰ろうってことになった。「バイバイ!」って言いあってさよならをした。バカ姉弟はプライドを捨てずに走って帰ろうとしたが子供達が後を追いかけてきた。おそらく自分たちの親がいる方向と一緒だっただけだろうけど「明日もまた来るのー?!」って叫んで聞いてきた。嬉しかった。明日は行かないけどw
二人は夕暮れの街並の中を走って(前半の後半と後半は歩いて)家路を辿った。
あー若返った!
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